この記事ではCursor editorでGemini 2.0 Flashを導入し、約2週間使ってみて感じたことをまとめています。
結論、Claude 3.5 Sonnetに戻ります。
2週間使ってみて、私はClaude 3.5 Sonnetに戻りました。
その理由は2つあります。
【理由その1】Gemini 2.0の回答精度が低い
Gemini 2.0もClaude 3.5 Sonnetも、どちらも質問に対してそれなりの精度で回答してくれるのでとても素晴らしいと思います。
特にGemini 2.0はClaude 3.5 Sonnetに比べ約2倍の回答速度です。
どちらが速いかと言われれば確実にGemini 2.0に軍配が上がります。
ですが、肝心の回答精度がいまいちなのです。
具体例: Swiperのフェード切り替え
Swiperのスライドをフェードにしたいと思い質問したのですが、Gemini 2.0は今のコードでも問題ないの回答。
回答時間は約5秒。
でもこのコードだとフェードしないんですよね…。
一方Claude 3.5 Sonnetの回答がこちら。
きちんとEffectFadeの追加を提案してくれており、こちらだと切替はフェードになりやりたいことが実装できています。
回答時間は約13秒。
時間はGemini 2.0に比べて遅いですが、回答内容がしっかりしているのはとても助かります。
画像の入力に対応していない
こちらも結構不便に感じる点です。
「こんな感じにしたい」など、画像で指示をしたいシーンは結構あります。
この画像入力にGemini 2.0は非対応なのも個人的にマイナスポイントでした。
現時点ではClaude 3.5 Sonnetがベスト
2週間使ってみましたが、Claude 3.5 Sonnetが現時点ではベストだと感じました。
速度は少し遅いですが、Web制作の実務で使う分には十分な速度。
個人的にはGemini 2.0のメリットは速度だけという感想です。
これから精度など上がってきたら、Gemini 2.0を再度使ってみたいと思います。