私はMacでUS配列のキーボードを使用しており、日本語入力の切り替えを快適にする為「英かな」を使用していました。「英かな」を使用するとスペースキー左右の⌘cmd
で英数⇔かな入力を切り替えることができます。
ですが、最近シャットダウンから復帰すると動作していないなど挙動が不安定に。そこで今回「英かな」から「BetterTouchTool」に乗り換えました。
この記事ではBetterTouchToolを使って左右の⌘cmd
に英数/かなキーを設定する方法をまとめました。
BetterTouchToolのインストールと設定
早速BetterTouchToolのインストールと設定方法について解説します。
BetterTouchToolのインストール
以下のサイトよりダウンロード、インストールして下さい。ちなみにBetterTouchToolは有料ソフトになりますが、45日間は無料で使えるトライアル期間がありますので安心して使ってみて下さい。
BetterTouchToolの設定
次にBetterTouchToolの設定です。初めに左側の⌘cmd
に英数キーを割り当てる設定をします。
上部の「キーシーケンス」を選択。

+マークをクリックすると、以下の画面が出ます。ここで左側の⌘cmd
を入力します。

次に⌘cmd
が入力された際の動作を設定します。+マークをクリック。

ここでキーボードのショートカットを設定します。Mac本体がJIS配列の方は本体のキーボードから英数キー
を入力します。
本体もUS配列の方はアクセシビリティキーボードから英数キー
を入力することができます。詳しくはこちらの記事を参照下さい。

特に何も表示されていませんが、これで設定は完了です。同様に右側の⌘cmd
にかなキーを割り当てます。

右側の⌘cmd
の設定が完了しました。これで設定完了です。

karabiner-Elementsじゃだめだった理由
実は「英かな」の代替えとしてはじめはkarabiner-Elementsを使ってみましたが。ですが、こちらは1日でアンインストールする結果に。理由はkeyboard typeという機能が理由でした。
このkeyboard typeはキーボードの種類をANSI(=US)、ISO、JISから選択するというもの。これがとてもやっかいで、なぜなら私はMac本体はJIS、外付けキーボードでUSを使っており、両方を使用しているからです。このkeyboard typeの機能があることにより、HHKBを使用するときはANSI、PCのみで使用するときはJISと毎回切り替えないといけないといった問題が発生しました。

https://karabiner-elements.pqrs.org/docs/manual/configuration/configure-keyboard-type/
自宅ではHHKBのUS配列キーボードを使っていますが、出先でPCだけ持ち出すこともゼロではありませんので、この設定はいただけないなと思い使うのを諦めました。
まとめ
当記事ではBetterTouchToolを使ってUSキーボードの⌘cmd
に英数/かなを割り当てる方法をまとめました。「英かな」を使っていて私と同じように挙動が怪しい方はBetterTouchToolも検討してみて下さい。